高校招生杂志社官网:中国新鋭機「敵ではない」 空自の次期主力戦闘機候補公開

来源:百度文库 编辑:九乡新闻网 时间:2024/04/29 16:10:18

中国新鋭機「敵ではない」 空自の次期主力戦闘機候補公開 

2011.7.5 08:40 (1/3ページ)

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飛行する米ボーイング社のFA18戦闘攻撃機(同社提供)

 米航空大手ボーイング社が、最新鋭のFA18戦闘攻撃機(近未来型スーパーホーネット)の試作機を日本の報道陣に初公開した。FA18は、米海軍の主力戦闘攻撃機で航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の有力候補。レーダーに捕捉されにくいステルス性の機体に加え、地上基地や艦船、軍事衛星との連携による高度な電子戦闘能力を持つのが特徴だ。FXをめぐっては米ロッキード?マーチン社のF35を強く推す意見もあり、年内の選定に向け、“受注戦”は佳境に入っている。(米ミズーリ州セントルイス、バージニア州ノーフォーク 佐々木類)

 試作機は6月29日、米中西部ミズーリ州セントルイスのボーイング社工場敷地内で翼を休めていた。ステルス性と空戦能力を高めるため、旧式のスーパーホーネットが主翼下に装着していたミサイルをすべて胴体下に格納し、斬新な流線形の機体を手に入れていた。

 現代の空戦は艦船や地上基地、偵察機を総動員した電子戦で、戦闘区域の情勢をいち早く正確に把握できた側が圧倒的に勝利する。

 ボーイング社の戦闘攻撃機開発幹部で元FA18夜間攻撃部隊司令官、フィル?ミルズ退役海軍大佐の案内で本社建物の最深部へ。操縦席を設置したシミュレーターのある薄暗い室内には360度の立体的な戦闘空域が再現されていた。

 操縦席にはタッチパネル式の画面が5つあり、軍事衛星やイージス艦から送信された情報を基に敵機と味方機、地上(洋上)の敵の位置と動きが立体的に表示され、一瞬にして全体の情勢識別が可能だ。 ミルズ氏は、「敵機がいかに優秀なステルス性を備えていても、最新鋭FA18は敵側の情報収集をしながら戦闘できる」と強調。中国軍のステルス性最新鋭戦闘機「殲20(J20)」について聞くと、「FA18の敵ではない」とささやいた。

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 米南東部バージニア州ノーフォークのオセアナ米海軍航空基地。離着陸訓練でFA18スーパーホーネット十数機が低空を乱れ飛ぶ。

 米海軍最強とされる第103戦闘攻撃飛行隊隊長のリック?クレセリアス中佐(39)はFA18について、メンテナンス(維持管理)の良さを強調する。

 搭載した電子部品の配線は箱詰め状態で、「空母着艦前に故障情報を戦闘機から受信し、修理箇所の箱を用意できるから大幅な整備時間の短縮が可能」(クレセリアス隊長)という。

 今なぜ、最新鋭FA18に注目が集まるのか。中国は今年1月、第5世代戦闘機の試作機を完成させた。日本を取り巻く防空環境が厳しさを増している中、空自のF4戦闘機の老朽化は著しく、これに代わる次世代戦闘機の導入は極めて急務だ。

 だが、最有力視されていた米ロッキード?マーチン社のF35ライトニング2の開発は遅れに遅れ、日本政府が購入を決めても実戦配備の時期は未定で、調達価格もFA18より2~3倍するとみられている。

 高度のステルス性を持つF35は敵地に深く侵攻する能力を持つが「航空自衛隊が東シナ海で制空権を確保するには不要」(ミルズ元海軍大佐)で、「米陸海空軍や味方との情報共有能力が大事。FA18には十分その能力がある」(クレセリアス隊長)という。 実際、西太平洋での中国軍の台頭を念頭に、米軍は空海両軍が統合して敵軍を撃破する「エア?シーバトル(空?海戦闘)構想」を描いており、空自が持てば、最新鋭FA18はうってつけの作戦機になるというわけだ。

 最新鋭FA18は米海軍と部品を融通し共通の作戦が可能だ。神奈川県米海軍厚木基地のFA18のメンテナンスは、日本の企業が請け負っているのも強みだ。

 一方のF35は、ライセンス生産ができずに日本の防衛産業が育たない可能性があるが、「最新鋭機を米国から購入するという政治的なメッセージと、向こう30年間を考えれば、改良を重ねるFA18よりもF35の方が“買い”だという意見も強い」(防衛省幹部)という。

 日本政府は次期中期防衛力整備計画(2011~15年度)で、F35導入を念頭に「新戦闘機12機」の整備を明記。調達条件を17年3月までとしたが、米軍の運用試験自体が同年春にずれ込むため、調達条件を満たすのは不可能だ。

 不景気による税収減と東日本大震災で日本の台所は火の車でもある。いつ配備できるか不明で実績未知数の高額のF35を購入するのか、F35配備までの間、割安の最新鋭FA18をつなぎで導入するのか。日本の防空網に穴を開けてならないことだけは確かだ。

まるで忍者? ステルス戦闘機ってどんな飛行機中国ステルス戦闘機は米露の開発中の数機が原型?

FA18の試作機初公開 米ボーイング社

2011.6.30 17:03

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6月29日、米ミズーリ州セントルイスで公開されたボーイング社のFA18戦闘攻撃機の最新試作機(共同)

 米航空大手ボーイング社は6月29日、中西部ミズーリ州セントルイスにある国防部門の本社で、日本の次期主力戦闘機(FX)の有力候補であるFA18戦闘攻撃機(スーパーホーネット)の最新試作機を日本の記者団に初公開した。

 同社幹部は受注争いの最大のライバルである米ロッキード?マーチン社が開発主体のF35戦闘機の開発遅れや価格高騰を念頭に「FA18は米海軍で実戦配備されており、コストやスケジュールが保証されている」とアピール。日本企業にライセンス生産を認めるメリットも売り込んだ。

 FA18は最高速度マッハ1?8で、幅約14メートル、長さ約19メートル。米海軍が既に430機以上配備して空母艦載機として活用するほか、オーストラリア空軍にも19機納入され、量産で価格が合理化されているという。(共同)

日本の次期主力戦闘機、F35絶望的に 米国の開発間に合わず

2011.5.20 10:14

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次世代ステルス戦闘機F35(米ロッキード?マーチン社提供?共同)

 米国防総省は19日、日本の次期主力戦闘機の有力候補である次世代ステルス戦闘機F35について、開発の最終段階となる運用試験が2017年春に始まるとの見通しを明らかにした。日本政府が要求する同年3月までの完成機納入は絶望的な状況となり、F35は機種選定から外れる可能性が濃厚となった。

 同省で主力装備の評価に関してゲーツ国防長官の相談役を務めるマイケル?ギルモア氏が上院軍事委員会で証言した。

 日本政府は他に米国のFA18と欧州共同開発のユーロファイターを候補機種とするが、防衛省は米軍との連携を重視しており、FA18が最有力候補に急浮上しそうだ。(共同)

中国次世代ステルス戦闘機「殲20」が再飛行

2011.4.19 20:16

 中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報(電子版)は19日、中国が開発中の次世代ステルス戦闘機「殲20」が17日に四川省成都市で2度目の試験飛行を実施したと報じた。中国航空産業創立60周年の記念日に合わせて飛行したという。

 「殲20」は人民解放軍系の航空機メーカー「成都飛機(航空機)工業」が開発しており、1月11日に初の試験飛行を実施。実戦配備までには5~8年かかるとみられている。(共同)