飞狐外传粤语:手机送信模组 SAW+PA+Stabilizer

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世界で初めてSAWフィルタ?パワーアンプ?スタビライザを1パッケージで実現! 携帯電話用送信モジュールを商品化

2011年9月13日

要旨

株式会社村田製作所は、携帯電話用送信モジュールを開発、量産を開始しました。

このモジュールは、世界で初めてSAWフィルタ*1とパワーアンプ*2、スタビライザ*3を中心とする周辺部品を1パッケージに集積化しました。小型低背化とともに、負荷変動に対し極めて高い安定性を実現しました。これらの特長により、携帯電話設計の省力化?簡素化、および携帯電話の使用環境変動時の特性変動抑制に貢献します。

なお当モジュールは、2011年10月4日~8日に千葉県幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2011にて展示いたします。

背景

近年、3Gの対応バンドが増え、基板のレイアウトが複雑になり、コンパクトな設計が難しくなってきています。小型でマッチング調整の必要がないモジュール要求に応えるため、SAWフィルタとパワーアンプ、スタビライザを一体化したモジュールを開発しました。

特徴

  • 高集積化 (SAWフィルタ、パワーアンプ、スタビライザを1パッケージ化) により、実装面積の削減を実現
  • アイソレータの技術をベースにしたスタビライザの量産成功により、アイソレータレス設計が可能となったことで、モジュールの低背化を実現
  • セット設計期間の短縮化を実現
  • SAWデュプレクサとのマッチングレス設計が可能
  • アンテナインピーダンス変動時におけるビットエラーレート等の特性変動抑制により、アンテナの状態に依存せず通話品質を維持することが可能
  • Bnad: Band5 (BC0) 、Band1 (BC6) 、Band25 (BC14) 、Bnad13に対応
    ※さらなる周波数展開を実施中

用語解説

*1 SAWフィルタ: 圧電体の特性を利用し、特定の周波数帯域の電気信号を取り出すための素子 *2 パワーアンプ
(Power Amplifier) : 携帯電話などにおいて高周波信号を送信する際に同信号を増幅させる半導体 *3 スタビライザ
(Magnetic Stabilizer) : 負荷耐性素子。アイソレータの中で使われる磁石。アンテナに人間の手や金属などが近付くことで起こるインピーダンスの変動 (アンテナ特性のずれ) による特性変動を抑制する

用途

携帯電話、スマートフォン

品番

  • HFQPRAPCA-064
  • HFQPRAPCA-065
  • HFQPRAPCA-066

電気的性能

代表特性例

品番: HFQPRAPCA-064

主要特性 (Gain、消費電流)

ACPR (CDMA2000 1x)

UMTS時

ACLR (UMTS R99, HSUPA)

LTE時

UTRA (BW 10MHz RB50 16QAM)

外形寸法

6.6mm (typ) ×3.8mm (typ) ×1.0mm (MAX)

生産体制

2011年7月より小松村田製作所にて量産